あなたは、どのように水着を洗っていますか?
スイミングをする人には欠かす事ができない『水着洗い』。
水着の寿命を短くするのも長くするのもあなたの日々の洗い方次第。
1着¥3,000程度(女性水着であればそれ以上)はする大切な水着。今から紹介する5つのNG行為を抑える事で、あなたの水着は傷(いた)みにくくなり、着た時の体へのフィット感を更に長く保てるようになるでしょう。
それでは、
水着をボロボロにするNG行為❶
『水洗いをしない』
「水洗いしてるけど…」と心の声が聞こえてきそうです。
恐らくあなたがしている水洗いは自宅に帰ってからのことではないでしょうか?
ここでの水洗いとは『脱いだ直後』の水洗いの事です。
つまり、水着を脱いだ直後に水洗いをしない行為はNGですよ、ということです。
プールには雑菌の繁殖を防ぐため『塩素』が使用されております。その塩素をなるべく早いタイミングで水着から取り除いてあげないと、変色や色落ちの原因となってしまうのです。なのでプール利用が終わって、水着を脱いだ後にはお水で優しく洗い流してあげて下さい☆
水着をボロボロにするNG行為❷
『しぼる』
あなたは、ビチョビチョになった水着をどうしていますか?
濡れ雑巾のようにぎゅーっと絞っていませんか?
実はこの行為は水着をボロボロにするNG行為なんです。
水着の素材には『ポリウレタン』が使用されている事が多く、この素材は一度型崩れをするとなかなか元に戻ってくれなくなるのです。その原因となる行為の一つが『水着を絞る』なのです。
つまり、濡れた水着は絞らない方がいいのです。
ではどうすればいいの?
答えは『タオルで挟む』です。
濡れた水着はタオルに挟み、水分を取る。もちろんここで絞ってはいけません。これをすることで水着の変形を防ぐ事ができるのです。
因みに濡れた水着を脱水機にかける行為ですが、水着単体で脱水をかける場合は、15秒から30秒程度が適切です。これも長時間脱水をおこなうことで水着の変形を起こす原因になる為です。ご自宅の洗濯機で行う場合は、水着のサイズに合った洗濯ネットに入れ、他のものと一緒に脱水する事で型崩れを防止できます。
洗濯機を使用した水着の洗濯についてはこの後に。
水着をボロボロにするNG行為❸
『洗濯機を使用する』
この行為は、100%NGというわけではありません。
正しいやり方で行えばボロボロになることを防止することができます。
ただし、できる事ならば『洗濯機を使用しない』ことをお勧めします。
理由は先程の脱水機と同じで、遠心力により水着が引っ張られることで、形が変形する恐れがあるからです。
洗濯機を使用せずに水着を洗う方法は、『水か、ぬるま湯で押し洗いする』です。
これだけ?!って思うかもしれませんがこれだけで十分なんです。ここでも大切なことは、生地を痛めないように『押し洗い』をすること。過度に生地同士を擦り合ったり絞ったりしないことです。
しかしどうしても洗濯機に入れて洗濯をしたい場合は色褪せや生地の劣化を防ぐために『中性洗剤』を使用し洗濯ネットに入れて他のものと一緒に洗濯をしましょう。もちろんここで漂白剤を使用してはいけません。
水着をボロボロにするNG行為❹
『ドライヤーやアイロンで乾かす』
あなたは、水着を乾かす時にドライヤーやアイロンを使っていませんか?
もし、しているのであればそれはNGです。
これも水着の変形や劣化につながります。
熱による乾燥は絶対に避けましょう。また、洗濯乾燥機も変形の原因になるためお勧めしておりません。
水着をボロボロにするNG行為❺
『日光干し』
一見なんの問題もなさそうなこの日光干し。
実は、水着にとっては避けて欲しい行為なのです。
水着の素材は熱に弱いため、直射日光が当たると劣化や色落ちの原因となり、水着の寿命を縮めることに繋がります。
水着を干す際は『陰干し』が大切です。しかも風通しの良い場所が大切。陰干しをしてもジメジメした場所に干すとカビが繁殖し、かえって不衛生になります。そういうときには乾燥機や扇風機を使い水着にとって心地よい環境を作ってあげましょう。
まとめ
あなたが着ている水着は、今や耐久能力や着心地、性能は年々向上しています。ですが、やはりお手入れ次第でその寿命が大きく変わってきます。
❶水洗いをしないのはNG
脱いだら早めに水洗いを。
❷絞るのはNG
タオルで挟んで水分をとりましょう。
❸洗濯機を使用するのはNG
ぬるま湯で押し洗いで十分。
❹ドライヤーやアイロンで乾かすのはNG
水着は熱に弱い。
❺日光干しはNG
水着は紫外線にも弱いため、陰干しを。
あなたのひと手間で、スイミングライフが快適に☆
是非、実践を。
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宜しくお願いいたします。
ではまた!